2014年04月25日
桜の季節を一足でまたいだ。
街では新緑の葉桜が何も落とさずに揺れていた。電車の中ではたくさんの指が動いていた。公園では見たこともない木の実を拾った。トンネルのように薄暗くて細長い商店街はすみからすみまで歩いていった。街角では誰のものかわからなくなった記憶にぶつかるような気がした。東向きのベランダにはもう日が当たらなくなっていた。最近越してきたアパートから歩いて3分の境内では、ハトを追いかける子供も、追いかけられるハトも起きていて、洗剤の匂いのする人が眩しかった。
彗星のように時が流れてそれでおしまい。
けれど夏にまた戻ってきたいものです。
街では新緑の葉桜が何も落とさずに揺れていた。電車の中ではたくさんの指が動いていた。公園では見たこともない木の実を拾った。トンネルのように薄暗くて細長い商店街はすみからすみまで歩いていった。街角では誰のものかわからなくなった記憶にぶつかるような気がした。東向きのベランダにはもう日が当たらなくなっていた。最近越してきたアパートから歩いて3分の境内では、ハトを追いかける子供も、追いかけられるハトも起きていて、洗剤の匂いのする人が眩しかった。
彗星のように時が流れてそれでおしまい。
けれど夏にまた戻ってきたいものです。
(19:11)
2014年02月28日
東京に向かう新幹線のなかで夢を見た、男が言葉は絶望のことだと言った。 品川駅に着いた。
渋谷駅に着いた。井の頭線に乗り換えた。電車が止まった。満員電車のなかで背中に背負ったギターがみしみしときしんだ。下北沢に着いた。コンビニで道を聞いた。カフェで2曲歌った。素晴らしい東京滞在を!という言葉をもらった。新宿に着いた。歩いた。オニイサンゲンキナイネと言われた。牛丼屋に入った。ジャズ喫茶に入った。漫画喫茶に入った。歯が少し痛んだ。部屋においでよという漫画を読んだ。
朝になった。新宿は雨になった。24時間レストランに入った。カラオケボックスで仮眠をとった。新宿2丁目に行った。飛び入りライブが行われているバーに行って、1時間歌わせてもらった。素晴らしい旅をと言ってくれた人がいた。傘をもらった。歩いた。オニイサンヘルス?と言われた。ラーメンを食べた。漫画喫茶に入った。ほしのふるまちという漫画を読んだ。東京に向かう新幹線のなかで夢を見た。 品川駅についた。
渋谷駅に着いた。井の頭線に乗り換えた。電車が止まった。満員電車のなかで背中に背負ったギターがみしみしときしんだ。下北沢に着いた。コンビニで道を聞いた。カフェで2曲歌った。素晴らしい東京滞在を!という言葉をもらった。新宿に着いた。歩いた。オニイサンゲンキナイネと言われた。牛丼屋に入った。ジャズ喫茶に入った。漫画喫茶に入った。歯が少し痛んだ。部屋においでよという漫画を読んだ。
朝になった。新宿は雨になった。24時間レストランに入った。カラオケボックスで仮眠をとった。新宿2丁目に行った。飛び入りライブが行われているバーに行って、1時間歌わせてもらった。素晴らしい旅をと言ってくれた人がいた。傘をもらった。歩いた。オニイサンヘルス?と言われた。ラーメンを食べた。漫画喫茶に入った。ほしのふるまちという漫画を読んだ。東京に向かう新幹線のなかで夢を見た。 品川駅についた。
(07:43)